3月末から4月にかけて2週間のイギリス・フランス滞在記を猛暑の夏までかかって書いて来ましたが、やっとフィナーレ(笑)
JAL便でパリから帰国する私達。
最後の2泊はシャルルドゴール空港のターミナル3直結の「ノボテルホテル」に宿泊することにしました。
JALの羽田便って19時くらいに出発するので最後の日も結構観光できます。ホテルに荷物を預かってもらって、身軽に最後の日を楽しむには空港直結は結構ラクなんです。
パリ市内よりお値段は安いし部屋は広いし、このノボテルホテルはターミナルにあるスーパー マーク&スペンサーも目の前にあって本当に便利でした。
パリまではちょっと交通費はかかるけど、ゾーン1-5の一日券を買えばOKです。パリの中距離列車RERのB線に、ホテルの目の前から乗れるのでタイミングよく快速に乗れれば、30分程度で北駅とかシャトレ・レアル駅に到着します。
ネットなどではRERの恐ろしい記事が多いので、慣れない観光客はあまり乗らないかも。B線はあまり治安が良くないところも通るのでちょっと怖そうな人達も乗ってきますが、空港から出発なのでスーツケースを持った旅行者もたくさん乗っています。安心出来そうな人たちと一緒にちゃんと気を付けていれば、そうそう恐ろしい目にはあわないのでは?
今回はパリあるあるで通常はもっと先まで行くはずのB線が北駅止まりになっていて焦ったけど、赤いビブスを着た案内の人達も大勢いて、それほど問題なく地下鉄に乗り継いで目的地までたどり着けました。でもこれってパリ初めてなんて人には本当にパニックものですよね~。
今は来年の『パリオリンピック』に向けていろいろなところが工事中なので特に要注意です。
今回パリで行ったのは、
『クリニャンクールの蚤の市』丁度週末だったんです。行ったことなかったし特に何かを買うという目的はなかったけど、ブラブラしてみました。
下調べもしてましたが、本当にいろいろなエリアがあってお店の数が半端ではありませんでした。なんと、3,000以上のお店があるそうです。
ニッチな専門店もいっぱいあります。
お天気が良くてランチはテラスで行きかう人達をウォッチングしながら楽しみました。
ここは人気のお店みたいであっという間に大勢が並んで順番を待っていましたよ。
私達が唯一買ったのは数日前に取れて失くしてしまったダーリンのシャツ用のボタンだけ!
直径1㎝もない小さなボタンなんだけど、お値段を聞くと10ユーロ!ちょっとえ~ってびっくり~。
買ってしまいました(笑)
実は現金だけ だったんです。持ち合わせは7ユーロしかなく、あきらめかけたんですが「それで良いよ~」とちょっとお安く手に入れる事ができました。
安藤忠雄さんが手掛けて話題になっている『ブルス・ドゥ・コメルス』にも行きました。
もとは18世紀に建てられた穀物取引所だった建物を新しく改装し、フランスを代表するアートコレクターのピノー氏のコレクションを展示している現代美術館です。
壁をかじってネズミが顔を出してたり、
このネズミ君。おしゃべりもするんです。
手すりに鳩が止まっていたり、
お堅い美術館の中にちょっと「クスッ」と笑える仕掛けもあって面白かった~。
展示はその時によって変わります。
これまた新しく生まれ変わったレアルの市場の後側にあります。地下鉄も複雑だし人も多いカオスな場所です。
レストランもたくさんあって、若者の街って感じになっていました。
せっかくのパリなので、セーヌ川までお散歩して草間彌生さまも拝んでおきました(笑)
ここも凄い人です。長年放置されていたサマテリーヌ百貨店もヴィトングループの財力で復活しましたしね~。
マレ地区にある『Les Trois Chocolats』にも行きました。福岡で3代続くチョコレート屋さんの佐野恵美子さんがオーナーパティシエを務めるお店です。
バレンタインデーには福岡に帰ってらして丁度お店に行った時お会いしてたんですが、今回パリのお店でもお目に掛かることができました。ラッキー!
普段は地下にある工房で作業をしていてお店にはあまりいらっしゃらないそうなんです。
お店のドアには『辻仁成さん』のオランピア劇場でのコンサートのポスターも貼ってありました。大好きで毎日ブログを読むのが日課なんです。「ご本人みずからポスターとチラシを持って来られたのよ」とお話も聞けて感動です。
それにしても盛りだくさんの旅でした。あくまで第一の目的は『娘の結婚式』です!
海外に行くとコロナがまだ消えたわけではないということを忘れてしまいます。こうやってまた海外に行けたことは本当に感謝です。