サン・セバスチャン、サン・ジャン・ド・リュズとバスクの町を楽しんだ私達が最後に行ったのが、ビアリッツ(Biarritz)です。
ここは19世紀にナポレオン3世が妻のウージェニーのために宮殿を作ったことから、王侯貴族たちのリゾート地として有名になった場所です。
サン・ジャン・ド・リュズからは電車での移動でしたが、駅から街の中心まではちょっと距離があります。
ということで、路線バスに乗りました。往復チケットが2ユーロです。(1日券も2ユーロなので、こちらがおススメです。チケットはバスの運転手さんから買えます)ビアリッツのバスはバスクリネンと同じような柄なんです。カラフルでとってもかわいい💖
時期的に海水浴にはまだ早いです。海岸沿いは豪華で巨大な建物ばかりでした。
海を見ながら歩いてみました。
砂浜ならではのパフォーマーもいました。遊歩道が高い所にあるので、上から見渡すことが出来るので面白い~。
海岸は砂浜だったり、岩場があったり変化に富んでいます。このテラスもお天気が良かったら気持ちよさそう。
もう少し歩いていくと、ビアリッツの観光名所である《聖母の岩》が見えてきました。ナポレオン3世によって、海の安全を願って建てられました。
像が建っているのは、岸から離れた島です。橋が架かっていて、歩いて行けます。なんてことない橋なんですが、実はあのエッフェル塔でも有名なギュスターブ・エッフェル設計の橋なんだとか。(写真にはほとんど橋は映っていませんが・・・)
この辺りは、岩が多くてちょと入り組んでいます。
そうそう、ビアリッツはヨーロッパ屈指のサーフィンの街でもあります。
海でも街でもサーファーを大勢見かけました。
デパートもあれば、ちょっと可愛いお店があったりもします。
ビアリッツは思っていたより大きな街でした。私はサン・ジャン・ド・リュズくらいの町のほうが好きです。
今回のバスク巡りは海辺の街ばかりでしたが、バスクは山側にも素敵な町がいくつもあります。
次回はそんな町を訪ねてみたいな~。