続・ランスの町とシャンパーニュ

パリからランスへ日帰り旅行の私達、事前にヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)の見学予約をしていました。

予約はネットからできます。ちょっとお高めの1人53ユーロでした。

ヴーヴ・クリコまでは大聖堂から20分くらい歩きます。路線バスで行くこともできます。

ロビーのようなところで少し待って案内のお姉さんに連れられ、見学開始です。私達が参加したのは英語の案内です。残念ながら日本語はありませんでした。

長い階段を地下のカーへと降りて行きます。ワクワクです。シャンパーニュはどこもこういった地下深くのカーヴを持っています。ランスの町って地面の下は穴だらけってこと❓ しかもローマ時代の石切り場だったところも多いようで驚きです😱

ヴーヴ・クリコは27歳にして未亡人(ヴーヴ/veuveはフランス語で未亡人の意味です)になってしまったクリコ夫人で有名です。なんせ会社の名前もヴーヴ・クリコと変えたくらいなんですから❗

クリコ夫人はシャンパンを世界に広めたり、毎日ボトルを回転させ澱(おり)を集める「ルミアージュ」などの作業を次々と開発したり、とスーパーウーマンだったそうで、「シャンパーニュ地方の『偉大な女性(ラ・グランダーム)』」と崇められているそう。クリコ夫人の孫娘の一人は、南仏ユゼスの公爵と結婚したそうで、私達がユゼスで訪ねたお屋敷のカーヴにも、たくさんのヴーヴ・クリコのボトルがありました。(そのお屋敷の記事はこちら

地下のカーヴは古~いものですが、説明はタッチパネルを使ってスマートに行われます。

ボルドーのシャトーなどと違って、畑はこのカーヴの周りではなく、シャンパーニュ地方のいろいろな場所に広がっているそう。

たくさんのボトルが並んでいます。

カーヴの通路には40年以上ヴーヴ・クリコで働いたスタッフの名前が記念のプレートとなって残されています。スタッフへの愛を感じます💖

この日は初夏を思わせる気温でしたが、カーの中は寒いほどの温度です。見学の際は寒さ対策をお忘れなく。

見学が終わったら、試飲です💖💖💖

ワインと同じように、香り、色、を楽しんでから飲んでくださいね、とのこと。

イエローラベル(左)とグランダム(右)の2種類です。う~ん美味しかった🥂

ブティックも素敵で見ているといろいろ欲しくなりました。ダメダメ😖

外のテラスも良い感じです。ここでのんびりシャンパンを飲みながら、食事なんていうのも良さそう😍

この後、カーヴ見学はしませんでしたが、ランスの有名どころのメゾンを歩いて見に行きました。

マムです。フジタ・チャペルが有名ですが、今回は入りませんでした。

ポメリー まるでテーマパークみたい❗

ルイナール。シャンパンメゾンの最古参だそう。さすが、威厳がある感じ~。

この日は余りの暑さに帰りには、ビールとおつまみでのんびりしてしまった私達😆

あっ❗ 横に見えているのはヴーヴ・クリコで結局買ってしまったビーチバッグです。ビーチ以外のお買い物なんかで活躍しそう😜

夜7時のTGVでパリへと戻りました。

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