語学学校のイベントにボルドー近郊《サン・テミリオン》観光がありました。
《サン・テミリオン地域》として世界遺産にも登録されています。
この地域はスペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」への巡礼路沿いにあるため、古くから多くの教会や修道院、病院なども建てられました。
村の名は、8世紀半ばここに洞窟を彫って隠遁生活を送った聖エミリオンに由来しています。
もちろん、ボルドー有数のワインの村です❗️
この地区は紀元2世紀頃にローマ人によってブドウ作りが始められ、巡礼の途上に立寄った人々の間で評判になり、世界に知られるようになったそうです。
村の中心にはシンボルとも言える、モノリス(一枚岩)教会があります。
聖エミリオンが一枚岩を彫って暮らした洞窟の上に、彼を慕う弟子たちによって300年かけて教会が作られました。
この教会の内部を見るためには、ツーリストオフィスで予約してツアーに参加しなければなりません。
教会の内部は撮影禁止なので残念ながら、写真はありませんが、よくもこんなところに教会を作れたものだとびっくりです🤪
お昼はツーリストオフィスから直ぐの “L’Envers du Decor ” でいただきました。このレストラン、 “神の雫” にも出てきたお店なんです❗️
もちろん《サン・テミリオン》のワインをチョイスです。お食事も美味しかった~😋
デザートはフルーツいっぱいのこれミルフィーユなんです❗️❗️
村は丘になっているので坂道ばかり、しかも古~い石畳なので雨の日にはちょっと危険な感じです。安全のためか手すり?が付いている道も。
村の中はワインを売るお店だらけです。手軽に見学できるカーブも数件あります。
《サン・テミリオン》のワインはボルドーのワインの中ではまろやかでタンニンが少ない物が多いので私は好きだったのですが(ボルドーに来ていろいろ試す内に少しずつ嗜好が変わってきました😆)価格は他の地区より高めです。
村はとっても小さいので2時間もあれば十分まわれます。
この日の後半は《サン・テミリオン地域》のシャトー見学が予定されていました。
シャトーと呼ぶにはちょっと❓ な家族経営の小さなシャトーです。
マダムが熱心に説明してくれるのですが、実はここに行ったのがまだ語学学校が始まって間がない頃。全く理解できないまま、醸造のタンクやずらりと並んだ樽をただ眺めるだけでした😅 まぁ、今もそれほど変わらないのですが・・・💦
最後は試飲です。こちらで作られる2つの赤ワインを頂きました。
《サン・テミリオン》はボルドーから40キロ東に位置しています。この日はバスで1時間くらいで行きましたが、電車でも行くことができます。そして時間がない観光客向けにはボルドーの観光案内所で村の観光とシャトー見学をあわせたツアーも出ています。
村もとっても可愛いので、シャトー見学と合わせて一石二鳥な感じで楽しめます💕
《サン・テミリオン》そして、《シャトー・カンテナック(Château Cantenac)》はこちらです。