ランチでお腹を満たし、しばし休憩もできたのでここからは『トリアノン』と『王妃の村里』エリアに向かいます。
『グラン・トリアノン』はルイ14世が愛人の為に建てたもの。一番の見どころが「柱の回廊」赤い色の大理石が美しい回廊です。赤色の大理石って確か貴重なものなんですよね~。
床の白黒の市松模様も素敵です。
目を引いた部屋はこの黄色!ありえない色と思うのですが、こうやって見るといいんですよね~💛
ヴェルサイユ宮殿からこれくらい離れているとちょっとした別荘感覚なんですかね~。ルイ14世なんかは自分では歩かず「お輿」に乗って移動させてもらっていたそうですが・・
ここからまたお庭を少し歩くと「プチトリアノン」こちらは元々ルイ15世が愛人の為に建てたもの。でもその後ルイ16世からマリー・アントワネットに贈られたことで様々な逸話が残っているんですよね~。
側近のポリニャック夫人たちと賭け事をした部屋やプライベートの空間を重視するために造られた窓を覆うパネルなど「ヴェルサイユの薔薇」でフランスの歴史を学んだ世代にとってはどれも興味深い!
フランス革命の引き金にもなった彼女の生活の一部を感じれます。
ここで一つお詫びです。前回のブログでお昼前に『愛の神殿』に行った!と書いてしまいましたが大きなカン違い。実際は『プチトリアノン』の後に立寄っていました。う~んのんびりブログを書いている内に記憶があいまいになってしまった・・・混乱させて申し訳ありません🙇この部分は既に削除しています。
ということで、マリー・アントワネットの私室を見た後に『愛の神殿』に立寄りました!
スウェーデンの貴族だったフェルゼンと密会した場所です。結構見晴らしが良い(笑)
一番奥にあるのが『王妃の村里』マリー・アントワネットが宮殿での生活から逃れて自然に触れ合う場所として造らせた疑似農村です。あくまで居住用ではなく、装飾用の建築物が建っているんです。まぁ一種のアミューズメントパークですね。
人口の池の周りにノルマンディー風の農家の建物がいくつか建っています。ここにはヤギや羊、アヒルなどの家畜もいます。
以前訪れたシャンティイ城にも似たような庭がありました。当時の流行の一つだったんですね。(こちらの記事もどうぞシャンティイ城)
それにしても丸一日歩き回って流石に疲労困憊です。いや~あまりにも広くて若くないと辛い~。
そんなヴェルサイユは今、宿泊もできます。ヴェルサイユ宮殿に泊ることができるんですよ!(それだけの料金が支払えれば・・・ですが)