娘の結婚式に参加するためのイギリス訪問でしたが、もともとフランス好きの私達夫婦。
コロナもやっと落ち着き久々に日本を脱出したら、やっぱり行くしかないでしょう フランス!
ということで、コッツウォルズから一路ロンドンへと戻った私達を迎えてくれたのは、到着時とは打って変わっての晴天です。
レンタカーをヒースローに返却した後はハリーポッターでもおなじみのキングスクロス駅に向かいました。
駅の一角にあるハリーポッターの映画をまねた 壁にめり込んだカートの前は写真撮影の順番を待つ人たちでごった返していました。2016年に訪れた時はまだなかったような・・・。
キングスクロス駅のお隣、セントパンクラス駅がユーロスターの出発駅です。
1868年に完成したゴシック様式の荘厳な建物ですが、内部は最近改築されオシャレなお店やレストランが入るショッピングモールのような駅になっています。
ここも以前来た時とは全く変わってしまっていました。さすが大都市ロンドンです。
二つの駅はこんなふうに並んで建っているんです。左がセントパンクラス駅、右がキングスクロス駅です。駅の雰囲気はまったく違っていますが、どちらも1800年代に建てられた歴史的建造物です。もちろん地下通路での移動も可能です。
ユーロスターは列車とはいえ飛行機と同じあつかい。手荷物検査を抜け、パスポートコントロールもあります。しかもイギリスの出国とフランス入国、両方ここでやってしまうんです。
ということこで、余裕を持って来て下さいの案内通り駅に到着し、いろいろと手続きを終えたあとは、狭いホールに自分が乗る列車の案内があるまでは待っていないといけません。
やっと乗車。ちょっとゆっくりしたいので1等のスタンダードプレミア席をチョイス。
座席はいろいろと検討してネットで現地サイトから選んだのに、当日の列車が変更になり私が選んだ席とは違うタイプに指定されていました!
車両に乗込んでみると車内は軽いパニック状態。どうやら皆さん私達と同じように勝手に席が振り分けられていたようなんです。
みんな自分の席を把握するのに一苦労。実は海外あるあるで適当に座っている人もいるんです。一番焦っているのは子供連れのアメリカ人家族。どうやら家族バラバラの席になってしまっているみたいなんです。このお母さんがとにかく強かった。周りの人たちに声を掛けて最終的には4人席をゲットです。その調整の一部で私達も席を替わることになりました。
これがラッキーなことに私の一番の希望だったテーブルを挟んで2人で座る席。ネットでの予約ではこの席は数少なく、もうふさがっていたんですよね~。もう喜んで移動しましたよ!
ということで私達の車両はみんなが満足する形で(おそらく(笑))出発です。検札に来た車掌さんも一瞬「あれっ?」という顔でしたが、事情を理解してにっこりでした。
ということで、しばらくはカリフォルニアから来たというこのアメリカ人家族とお話をしたり、楽しく1時間半の旅程を過ごすことができました。
このクラスは食事も出るんです。こんなところも国際線の飛行機と同じです。まぁまぁのお味でしたよ。あっ、約1時間半の旅と書きましたが、イギリスとフランスには1時間の時差があるので到着時は3時間近く経っていることにご注意ください。
パリでの到着駅は北駅です。ロンドンと同じようにこちらもすぐ隣に東駅があります。これもいつも変だな~と思う点です。『北駅』と『東駅』が隣だなんて・・・。どちらにしてもあまり治安の良くない地域なのでさっさと乗り継いで、この日のホテルがあるモンパルナスに移動しました。
今回の旅ではモンパルナス駅からロワール地方にも足を延ばす予定なので、便利な駅前のホテル(エドゥワール6モンパルナス)をコスパ重視で選びました。
なかなかオシャレなホテルで見晴らしも良く大満足。
そうそうホテルのお隣には安くて人気のレストラン『ブイヨンシャルテイエ』があって大行列でした。