リヨンでの夕食で食べたチーズがあまりに美味しかったので、そのチーズをお土産に買って帰ることにしました。
そこで訪れたのは、現在のリヨンの中心地であり中央駅の役割を担うパール・デュー駅の近くにある市場です。
その名もリヨンの中央市場、レ・アール・ド・リヨン・ポール・ボキューズ(Les Halles de Lyon Paul Bocuse)です。
なんだかとっても長い名前ですが、もともとあった中央市場を2004年から2年かけてリニューアルした時、リヨンが生んだフランス料理界の巨匠の名前が付けられたんです。
中はとってもおしゃれです。今までいろんな所で見て来たいわゆる《庶民の台所》というような市場ではなく、ちょっと洗練されたデパ地下のような場所なんです。
昨晩のブションのマダムが、私達が絶賛したチーズをここで買うことができると教えてくれたんです。
あっ❗ありました。このお店、メール・リシャールです。安い。1個3ユーロです。他にも美味しそうなチーズがいっぱい💖
こちら、メール・リシャールのサン・マルスラン(Saint Marcellin)は、ポール・ボキューズさんもおススメで人気に火が付いたそう。そうでしょう、そうでしょう、私達も一口食べて感動したんですから・・・
市場の中には、他にも美味しそうなものがたくさん並んでいます。
リヨン名物のソーセージは、種類もたくさんでどれを選んでいいのか悩みます。お店の人に特におススメを聞いて、赤いネットに入った大きなものをお買い上げ~😆
野菜やフルーツもきれいに並んでいます。
高級鶏肉のブレス鶏も・・・。
イートインできる場所もいっぱいあります。
お惣菜屋さんもどれも食べてみたい😋
人も多かったけど、見ているだけで豊かな気持ちになれそうなところでした。こんな市場が近くにあったらどんなにいいかしら、と思っちゃいました。
市場の入り口にはポール・ボキューズさんに敬意をこめた写真が・・・。
そういえばいろんなお店にもボキューズさんと一緒の写真があったり、彼の言葉を額にして掛けてあったり、みんなに慕われていたんですね~。
私も改めて、ご冥福を祈りました。