今回もう一箇所どうしても行きたかったのが《ヴィラ&ジャルダン エフルッシ・ド・ロスチャイルド》長~い。
ここは世界的な大富豪ロスチャイルド一族の一人、ベアトリス・エフルッシ・ド・ロスチャイルドが建てた別荘です。建物はもちろんお庭も美しく、世界一美しい別荘ともいわれているらしい・・・行くしかないでしょう!
場所は、ニースとモナコの間にあるサン・ジャン・カップ・フェラ岬です。ニースの港近くのバス停からバスに乗って向かいます。
ニースやモナコにもお家があったそうで、さすが大富豪です。サン・ジャン・カップ・フェラは超高級別荘地です。車窓からの景色も楽しみ。
この湾に浮かんでいる豪華クルーズ船にまずは目を見張りました。それにしても密集しすぎじゃないですか?船から海に大きな滑り台が付いているものもあります。正に別世界です。
ドライブだけでも十分楽しめます。30分くらいで到着です。
ここが入り口です。中に入ってまた少し登っていきます。見晴らしが最高です。車で来る場合はこの中に駐車場もあります。
見学は1人16ユーロです。ちょっと高いけれど、入ってみると納得です。
建物はピンク可愛い~。ここを建てたベアトリスが大好きなバラ色にこだわったんだとか。館内では無料の音声ガイドで日本語で説明を聞くことができます。
お部屋の作りや調度品も、彼女が愛したマリーアントワネットが好んでいたスタイルを取り入れたそうです。そして、実際にベルサイユ宮殿にあった家具もいくつかあるんです。
どこもエレガント。そして窓からの景色がまた最高なんです!
2階に上がってみます。
窓も凝っていますよね~(ため息)どこもかしこも素敵すぎます。
2階のテラスからの眺めです。左右両方に海~!
このテラス? バルコニー? 本当に気に入りましした。椅子も置いてあったので、しばらくのんびりしてしまいました。
それでは自慢のお庭も散策です。ベアトリスは勝気で活動的な人だったそうで、乗馬や車の運転、なんと飛行機の操縦までやってのけたそうです。世界各地へ旅行し、珍しい植物を集めるのも大好きだった彼女は、いろいろな植物を取り寄せて9つの庭を造ったそうです。
鳥の声も聞こえます。ちょっと暑いけど人も少なくていい感じです。
竹林の小道を辿って素朴な木戸を入ると日本庭園がありました。
熱帯の植物エリアもあります。サボテンの庭園も。
バラ園はさすがに季節外れですが、まだ名残の薔薇が残っていました。
この時期はさすがにお花は少ないですね~。
それぞれの様式に精通した庭師が各庭園を造ったそうです。維持管理もたいへんですよね。
ここはベルサイユ宮殿の《愛の神殿》を思い出します。
この日は午前中にこちらを見学して、お昼からはニースでお土産なんかを買うつもりだったのですが、あまりに素敵だったのでランチもここで頂くことにしました(笑)
レストランはこちら。お味もなかなか、アジアンテイストのフレンチでした。室内が素敵だったので、中で頂いたんですが・・・やっぱりこの時期、テラスも捨てがたい!
デザートは場所を変えてもらいました。
外の方が人がいっぱい。みんなテラス好きですからね~。周りの人たちがまた素敵なんです。目の保養をさせてもらいました。そして、甘いものはあまり食べない妹が珍しく他の人が食べてるのを見て食べたい!というのでこちらを注文。
いやぁ~。美味しかったです。クリーム大好きの私です。甘すぎずコクがあって最高!
大満足で邸宅を後にしました。