何かにつけ、のんびりしたボルドーの街ですが、昼も夜も行列ができるレストランが1軒あります。
それが、《L’Entrecôte》ずばりリブステーキのお店です。予約不可なので、いつ見ても店の前は入店を待つ人達の長い列ができています。
でも店内は広く、3階まであるので開店前に行くと、たいていすぐに座ることができます。
メニューは1種類のみ。クルミ入りサラダと170グラムのステーキ、フライドポテトのセットです。
デザートと飲み物は何種類かありますが、飲み物もほとんどの人達が、このお店のラベルを貼ったハウスワインを注文します。
なので席に案内されると、お肉の焼き加減だけ聞かれます。知らずに入店した観光客はちょっと戸惑うことも・・・😅
ステーキはフランスらしく赤身ですが、薄くカットされているのでとても食べやすいです。ちょっと牛のたたきのようなかんじ。
ソースにお店のこだわりがあり、私もこれが大好き。フランスで食べる一般的なステーキでレアなんて注文すると、本当に血が滴るかんじで出てきますが、ここではお肉が薄いせいか、レアがとっても柔らかくて美味しいのも特徴です。
お皿に一人づつポテトと盛り合わせされますが、量が多いので温めたお皿に残りのお肉が乗せられています。
ポテトは食べ放題、少し減るとウェートレスさんが『いかがですか?』と持って来てくれます。食べ過ぎに注意です😱
パリにもよく似たお店《Le Relais de l’Entrecôte》があるのですが、調べてみるとパリのお店のオーナーの息子さんが、パリの開店3年後にトゥールーズで始めたお店でした。もう60年くらいの歴史があるお店です。名前はちょっと違うけれど、姉妹店ということですね。
ホームページよりお借りしました。
《L’Entrecôte》はナント、モンペリエ、リヨンにもあります。
昼、夜お値段も一緒の19ユーロと外食がお高いフランスでは、とっても良心的なお店。活気があってお店の雰囲気も良いので、日本から遊びに来た友人ともよく訪れるお店です。