美食の街 リヨン

リヨンの街を十分満喫した私達ですが、ここに来た一番の目的といえば《食事》。フランス国内でも古くから美食の街と呼ばれてきたくらいですからね~。

リヨンにはたくさんの星付きレストランがあります。そしてその中でもトップと言われる、ポール・ボキューズ氏のレストランがある場所でもあります。

現代フランス料理の重鎮だったポール・ボキューズ氏は、残念ながら今年の1月に亡くなられましたが、このニュースはフランスでは本当に大々的な扱いでした。

な~んてここまで書いちゃうと次にはそのポール・ボキューズ氏のレストランを訪れたお話が続きそうですが、申し訳ありません。そんな高級なレストランにはお邪魔することは出来ませんでした。

今回私達が行ったのは《ブション》と呼ばれるリヨンの庶民のためのレストランです。代々受け継がれてきたリヨンの郷土料理を食べることができるんです。

お昼は旧市街のヌーヴ・サン・ジャン広場にあるLe Gourmand de Saint Jean。この通りはブションだらけでとっても賑わってました。

前菜はダーリンがオニオングラタンスープ。たけど、食べるスープ❓水分は少ない~😅

そして、私がリヨン風サラダ。

量もたっぷり。もう一度書きますが、前菜です。

私のサラダは野菜だけではなく、ラルドンと呼ばれるベーコン風お肉と巨大なクルトンがこれでもかというほど入っていて、その上にはポーチドエッグまで乗っているのでこれだけで十分ワンプレートディシュになる完成度です。しかもこのお皿、比較するものが無いのでわかりにくいですが、とっても大きいんです。

私のメインは、ソーセージです。豚の内臓や肉を詰めたアンドゥイエットと呼ばれるリヨン名物です。

ダーリンは鶏の煮込み。家庭料理っぽい一品です。

お腹いっぱいなんですが、せっかくリヨンまで来たんだから・・・とデザートもおねがいしちゃいました😅なぜか、デザートの写真を撮りそこねて、写真はありませんがムース・オ・ショコラをいただきました💦

さすが、どれも美味しかった~。

これだけお昼に食べちゃうと、通常の私達だったら、夕食は外食なんて無理無理。部屋で簡単につまむものだけ買って済ましちゃうんです。

でも今回ど~しても私が再度ブションに挑戦したかったんです。ダーリンからはあきれられたけど、まだ食べてみたいものもあるし・・・次回はいつ来れるかわからないですからね~。

ということで、今回はホテルから近いマロニエ通りにあるChez Mounierです。事前に調べて行きたいお店は色々あったんですが、急なスケジュールの変更で人気のお店はどこもすでに満席。やっとこちらのお店に席を確保できました。

この通りもレストランだらけ。そして夜も遅いのに店の前の通りは大勢の人達が歩いています。リヨンって本当に活気ある街です。

小さなお店でいかにも大衆食堂的なお店です。

ここでの前菜はレバーが乗ったサラダとソーセージのグラタン。

ワインはローヌ地方の物です。郷土料理にはやはり、地元のワインが一番です。リヨンでは《ポ・リヨネ》と呼ばれる厚手のボトルに入れて持って来てくれます。

メインは2人共、クネルです。そう、これをどうしても食べたかったんです。白身魚のすり身に卵やバターを加えたフランス版はんぺんみたいなもの。これに甲殻類のソースが掛っているのが一般的のようです。

熱々のクネルでした。フランス人は熱い食べ物は苦手な人が多いし、まず熱々の料理が出てくることは無いので、これはちょっとビックリでした。

もうお昼からの物凄い食事量で苦し~😱セットで付いてくるチーズはさすがにもう無理、とお断りすると結構お年のフロアー担当のマダムから「何言ってるの、最高に美味しいんだから食べなきゃダメ」と叱咤激励❓されちゃいました。

このマダムとっても素敵なおばあちゃまだったんです。こんな風に言われると、断れません。

出て来たチーズ。もうこれが絶品❗食べてよかった~。あまりの美味しさにマダムにチーズの名前とどこで手に入るか聞いちゃいました。

彼女は包み紙まで持って来て詳しく説明してくれました。ありがとうマダム。

頑張って来て、頑張って食べて良かった~😆

結局ここでも締めのデザートまで食べました。

翌日、このチーズを早速買いに行きましたよ。その話はまた明日。

1泊2日のわりになんだか長くなったリヨン旅です😅

リヨンの夜はまだまだ長い~🤪

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