フランスでは毎月、第1日曜日は多くの美術館や博物館が無料になります。
そうすることで一般の人達に、気軽に施設を訪れ、優れた文化遺産の数々に出会う貴重な機会を提供しているんだそうです。
ボルドーでも無料になる美術館や博物館がいくつもあり、毎月多くの人が足を運んでいます。
今月の第1日曜日は、以前から気になっていた現代美術館(CAPC)に行ってみることにしました。
ガロンヌ川のそばに立つ印象的な外観の建物です。
この建物はもともと1824年に建てられた《保管倉庫》でした。
その当時、ボルドーでは世界中にワインを輸出していましたが、同時に植民地などから砂糖やコーヒー、香辛料、綿花などを輸入する中継港としても発達しました。この建物はそんな商品を一旦保管するための倉庫だったそうです。
さて中に入ってみると、いきなり広い空間が、さすが元倉庫です。
これだけのスペースがあればどんな大型の作品も展示OKです。
第1日曜日はともかく子供連れがとても多いです。無料ということもありますが、普段より一層気軽に入館できる雰囲気が美術館全体にあるせいではないでしょうか。
ベビーカーを押しながら、子供と楽しそうに話しながら、まるで公園をお散歩するような感じで回っている親子連れを何組も見かけました。
肝心の作品は現代美術館だけあり、様々なタイプの作品がありました。
視点を変えると違って見える作品だったり、
こちらは上からつるされた網や手芸品のようなオブジェの間を歩きながら眺める作品。
こちらの展示は企画ものが多く、数ヶ月おきに内容が変わるようです。
2月25日まではコロンビアのアーティストである ビアトリス・ゴンサレスの作品を主に展示してありました。
屋上は外のテラスに出られるようになっています。隣の建物の塔が間近に見えてなかなかの絶景😍
こちらのカフェも良い雰囲気。
お得に作品と建物両方を楽しむことができて大満足❗️❗️
また来月は別の美術館に行ってみよう😆