フレンチバスクの内陸にある《山バスク》といわれるエリアを訪ねることも今回の目的の一つ。前回は公共交通を利用しての旅だったのでこういった不便な場所にあることろはなかなか行けなかったんです。
今回はレンタカーなのでバッチリ❗手軽に行くことができます。
訪れたのは、唐辛子で有名なエスプレット村と《美しい村》にも認定されているアイノア村です。
バスクの聖地とも呼ばれているラ・リューヌ山(La Rhune)にも行きたかったのですが、私達が訪れた時期ではトロッコ列車の時間が限られることと、天候によっては眺望を望められなくなり、苦労していったあげくにあまり楽しめない、なんてことも大いにありうるので諦めました。
ホームページからお借りしました。
鉄道好きとしてはちょっと残念でしたが、案の定この日はあまりお天気が良くありませんでした。実はバスク地方は年間を通して雨が多いところなんです。
まず訪れたエスプレット村はサン・ジャン・ド・リュズから車で40分くらい。本当に小さい村です。メインの通りをざっと歩くなら10分程度でもOKなくらい😅
建物を飾る唐辛子はちょっと茶色に近い深い赤色。お土産物屋さんに聞いたところ、9月末頃が収穫時期だそうで、その頃には鮮やかな赤の唐辛子がいたるところに吊り下げられているそう。
写真を見せてもらいましたが、本当に圧巻の景色でした。10月には唐辛子のお祭りも開かれるのだとか。
バスク豚のハムも有名です。日本ではなかなか手に入りませんが、ピエールオテイザのソシソン(ドライソーセージ)は私も大好きです。
村の小学校の入り口にもこんな可愛い飾りが・・・😍
続いて訪れたのはアイノア村です。
こちらも負けずに小さな村。それなのに、ミシュラン星付きのレストラン《イチュリア Ithurria》もあるんです。
私達もこの村でランチをしました。残念ながらそこではないのですが、こちらも評価が高いオーヴェルジュを兼ねたレストラン《アーギ・エデル Argi-Eder》です。
ランチは週末しかやっていません。
静かな林の中にある、典型的なバスク建築でなかなか素敵です。
まだシーズンではないせいか、お客さんは私達以外に2組くらい・・・。少し寂しい感じもしましたが、サービスも丁寧で雰囲気もなかなかでした。
バスクの食材を使ったお料理が次々登場します。
最後のプチフールまでのんびり楽しみました。
食事の後は村を散策です。
リゾート感あふれる明るい海バスクとは違った、素朴なバスクを体験できました。