ボルドー出身の有名人と言えば、哲学者で啓蒙思想家のモンテスキュー(Montesquieu)がいます。哲学を重要視するフランスでは学校で必ず勉強する人物なんだとか。過去には紙幣にもその顔が使われていたそうです。
私は遠い昔『三権分立』を唱えたと習った記憶があるくらい😅
ですが、彼の住んでいたお城があるそうなので行ってきました。
ラ・ブレード城(Le Château de La Brède)です。彼は母方のこの城と父方のモンテスキューの領地の両方の領主であり、男爵だったそうです。
広~い敷地にお城が見えました。このお城の周りのお堀には今も水が引いてありました。
お城の中を見るためにはガイドツアー(1人8ユーロ)に参加しなければなりません。結構な人数の人が集まっていました。
ガイドはフランス語のみ。お願いすると英語の説明書を貸してくれます。
内部はモンテスキューが住んでいた頃から少しリフォームされているそうです。
2階にある一番広い部屋は修復中でした。
その昔はダンスを行ったりもしていたそうでうですが、モンテスキューは書斎に使っていたそうです。あまりの本の重さのため、その下の玄関ホールでは支えの柱を追加したほどだったとか。その本の一部はお金に困った一族が売ってしまったそうですが、大部分はボルドーの図書館に寄付されたそうです。
1時間のツアーの後は敷地内を散策しました。
モンテスキュー一族はワインも作っていたそうです。さすがボルドー😆