ボルドーワイン好きの方には憧れの地であるメドック地区。ここには五大シャトーのうち4つのシャトーがあり、それ以外にも数え切れないくらいたくさん、高級ワインを作っているシャトーがあります。
車のない私達でしたが、バスを使って何度か訪れたことがありました。
ボルドーを去る前にもう一度メドック地区を目に焼き付けておきたい。と6月の末に最後の訪問を計画しました。
メドックに住む若い友人(日本人女性です)に相談したところ、なんと彼女が車でシャトー巡りをしてくれるという、とっても嬉しい提案が・・・。やった~本当にありがとう💖
彼女はシャトーで働くフランス人とこの5月に結婚したばかりの新婚さん。そして、義父さんは5大シャトーのひとつであるシャトー・ラフィット・ロートシルトでお仕事をしているんです。
現在はご両親とメドックにあるお家で同居中。
そんなファミリーなので、彼らの結婚披露宴はな~んと、ラフィット・ロートシルトのシャトーの中で行われたんです。もうワイン好きには夢みたいなお話です。
贅沢すぎる案内人です😍
今回、製造工程などの見学の予約はしなかったので、外から眺めるだけです。
私達がまず訪れたのは、サン・ジュリアン村にあるシャトー・ベイシュヴェル(Château Beychevelle)です。建物とお庭が綺麗なシャトーです。お庭の散策は自由にできます。
メインの建物の前にはエチケットにも描かれている帆船があります。はるか遠くにガロンヌ川も見えています。
芝生がとっても綺麗。ちょうどアジサイが咲いていました。そうそう、フランスでみるアジサイはほとんど赤です。土のせいでしょうね~。
ご近所にあるシャトー・レオヴィル・バルトン(Château Leoville Barton)
こちらのシャトーは道路沿いの壁にもお花がたくさん咲いていました。
公道を挟んで建物があるので、作業の車が何度も横切っていました。
ポイヤック村に入ってすぐにあるのが、シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(Château Pichon Longueville Baron)
昨年12月に行われたボルドー・テイスティングと呼ばれる大きなイベントの時に、こちらのワインを飲んで感激したシャトーです。
そのお向かいにあるのが、ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande)親戚同士のシャトーです。
どちらも、とても人気のシャトーです。
そしてこちらのシャトーのお隣にあるのが、五大シャトーのひとつ、シャトー・ラトゥール(Château Latour)です。
ボルドーのシャトーは、一般の人にも気軽に見せてくれることが多いのですが、こちらは入口で監視員❓(まるで高校生くらいの男の子でした)までいて、敷地の中に入ることもできませんでした💦
門のところからなんとか眺めた景色です。ガロンヌ川に近いところにシャトーがあります。
もしもラトゥールを少しでも近くで拝みたいという人には、お隣のピションのお庭から眺めるのがおススメです。
エチケットのデザインにも使われている塔(ラ・トゥール)を一番近くで見ることができるスポットです。
まだまだ、シャトー巡りは続くのですが、長くなったので続きはまた次回です😅