マティス美術館とシミエ地区

荷物も置いて一安心の後は早速ランチ~。

今回の旅行では何といっても『食事』が最大の楽しみなんです。

ということで、旧市街に GO !

お店は『Chez Acchiardo』ネットでも評価が高い人気のお店です。案の定12時開店を狙ってすでにお客さんが並んでいました。でも大丈夫、オープン前には到着していたので私達も一回目の案内で席をゲットです。

テラス席を選びました。テラスとは言っても単にお店横の道に置いたテーブル席です。ここは階段状になっていて良い雰囲気。30度超える暑さのニースですが湿度が低いせいか、迷路のような旧市街は日陰になっているので外でも過ごしやすいんです。

スタートは定番の『ニース風サラダ』

娘が選んだ今日のランチはラパン(ウサギ)です。

日本では食べることがまずないでよね~。フランスではスーパーでも手に入ります。ソースも美味しくて最高!と喜んでいました。

私は鴨、妹はミラノ風カツレツをチョイス。どの料理も美味しくてそこは大満足だったんですが、私達の料理の一つが忘れられていたようで待てど暮らせどやって来ない~。でもなんとなくお喋りにも夢中になっていたんで、確認するのが遅くなってしまったんでよね~。担当のお兄さんが平謝り。ミスはあったけど、スタッフの人達もすごく感じが良いんです。気付けば周りのお客さんは一回りしてすっかり新しいメンバーになっていました。

旧市街はいろいろなお店がびっしり

エスニックなエリア。

こちらはニース名物のひよこ豆のクレープのような『ソッカ』や炒めた玉ねぎがたっぷり入ったピザのような『ピサラディーレ』が人気のお店です。テイクアウトで持ち帰りもできます。

お腹も満たされた後は、ちょっとバスで移動です。やって来たのは、『マティス美術館』です。

太陽と青い海に魅了されて多くの芸術家たちも愛した南仏にはたくさんの美術館があります。マティスはここで人生の後半を過ごし亡くなったそうです。この建物『Parc des Arènes』というローマ時代の競技場の遺跡がある公園の中にあります。

遺跡は今後整備されるんでしょうか。今はただ放置されているだけのよう。

色の魔術師と言われたマティス。日本人にも大人気ですよね。先日まで東京都美術館で開催されていた『マティス展』も大盛況だったようです。

カラフルな絵画や切り絵。

海が好きで泳ぐことも大好きだったマティスの作品は南仏の景色の中で見るとピタッと当てはまって、ここだったからこんな作品が生まれたのね~と納得です。

見終わった後はのんびり坂を歩いて降りることにしました。

このあたりは『シミエ地区』と呼ばれ、ベルエポックの時代にはヴィクトリア女王をはじめ世界中から王族や貴族がこぞって宮殿や豪邸を建てた華やかな場所だったんです。

今ではかつての宮殿はレジデンスとなり高級で静かな住宅地といった雰囲気です。

坂の途中には『シャガール美術館』もあります。

街路樹はオレンジ~。誰も食べたりはしないのかな~。

ちょっと疲れたけど、下界に戻ってきました。疲れた体にはこれ。写真の前にもう私は食べ始めちゃってます。最高~!

青い空とこの色合い、絵心があれば描いてみたくなりますよね~。

 

 

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