ボルドーといえばカヌレです

ワインで有名なボルドーですが、お菓子といえばカヌレ(Canelé)です。

元々、ワインを作る時に出来る澱を取り除くため、卵白を使用していたのですが(今でも卵白を使うシャトーがたくさんあります)使わない大量の卵黄が余ってしまったため、その利用法として考え出されたものなんだそう。

修道院で作り始められたものが、今ではボルドーのいろいろなところで作られるようになったんです。

その中でも一番有名どころといえば、Baillardran(バイヤルドラン)

こちらのお店はツーリストオフィスのお隣です。最高の立地ですね。

こちらも同じくバイヤルドラン。ディジョー門の目の前というやはり、人通りが多い場所にあります。どちらもイートインスペースもある広いお店です。ここ以外にも街中に何軒もお店を構えています。

お店のテーマカラーは赤です。女性の制服も真っ赤なワンピースでとってもエレガント(エレガントってフランス人が大好きな言葉です)💖

ここの雰囲気はボルドーよりもパリなんかにあったほうがぴったりなお店です。

次にご紹介するのは地元民のご用達La Toque Cuivrée(トック・キュイヴレ)です。

以前は街の中心から外れた場所にだけあったようですが、最近は店舗を増やしてきました。こちらはお持ち帰りのみです。

このサン・カテリーナ通りにある売店風のお店は、いつも行列ができています。ここだと1つだけ買って、食べながら歩くなんてことも簡単です。

こちらはガンベッタ広場にあるお店です。ショーケースに雑然と並んだカヌレを見るたびにザ・ボルドーという感じ🤣

このテキトー感、私は嫌いじゃありません。(でもわたしが働いていたら、絶対きっちり並べちゃうな~🙄)

いつも買うのは中くらいのサイズLunchです。1個0.50ユーロともかく安い。お味も地元の人達に聞くと、「絶対こっちでしょ」🤣ということで、私達もいつもこちらのお店です😋


ボルドーではこの2大カヌレ屋さんだけではなく、ほとんどのパン屋さんやケーキ屋さんでもカヌレを買うことができます。自宅で作る人も多いです。調理器具のお店では、必ずカヌレ型が良く見えるところに置いてあります。そうそう、バイヤルドランでも型のみを買うこともできるんです。

日本で食べた時はそんなに美味しいと思わなかったのに、地元ボルドーで食べると違います。外側しっかり、中がモッチリで甘さも控えめなので日本人が好きな要素がたっぷりです。

しばらく食べないと、ど~しても食べたくなるそんなお菓子です。

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“ボルドーといえばカヌレです” への2件の返信

  1. バスクとボルドー旅行を計画中、楽しく読ませて頂きました。市場巡りも目的にしているので、ボルドーでもアパートに泊まりたいのですが、おすすめ、でもお泊りになれなかったアパートを教えて頂くことはできますか?

    1. 加藤様
      バスクとボルドーの旅行を検討していらっしゃるんですね~。本当に良いところですよ。美味しいものもいっぱいだし。
      ところで、アパートですが、《Wellkhome》https://en.wellkhome-bordeaux.com/merlot.html というところです。ただ、今回再度確認しましたが、実際に素敵だったMerlot というお部屋を今も貸出ているかは謎です。以前とサイトの中身が違っているんです。メールで直接問い合わせてみてください。
      私自身が次に訪問する際に泊ってみたいと思っているのは、《Your Bordeaux Home》 というところで扱っているアパートです。市内の中心地に2箇所あります。ガンベッタ広場前と、サン・タンドレ大聖堂の側。どちらもとっても良いロケーションです。周りの環境も良いですし、ご近所に美味しいパン屋さんなんかもあります。
      ただ、建物の前は何度も通ったことがありますが、私自身が使ってみたことがないので実際の使用感はわからないのですが・・・。
      良いご旅行になるといいですね~。私でわかる事は何でもお答えしますよ。またご質問があればいつでもお待ちしています。

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