我家はワンルーム、ステュディオタイプといわれる狭いアパートなので家事は楽ちんです。
とはいえ、住んでみるとフランスならではの問題もちょこちょこあります。
そのひとつ、というより大きな問題のひとつに《お水》があります。
私はもともと大雑把な性格なので、飲み水にしても絶対ミネラルウォーターじゃないとダメ、というタイプではありません。レストランなんかではいつもカラフェ・ドー(水道水です)を頼んじゃいます😆
ですが、フランスのお水は硬水で石灰質が多いので、とにかくいろいろと困ったことが起きます。
いつもお湯を沸かしている電気ケトルも、あっという間にカルキが付いて真っ白に。そして、食洗器や洗濯機なんかの排水溝も詰まりやすい。
髪もギシギシ、ぼさぼさになってしまいます😰
それぞれ適した洗剤なんかも売ってはいるのですが、フランスのおばあちゃんの知恵 《お酢》を使うのが一般的なんです。
スーパーのビネガー(酢)コーナーに他のものとはちょっと違う外観のこんなものが並んでいます。
1リットルで1ユーロもしません。ホワイトビネガーとかアルコール酢と呼ばれるものでこれが超万能❗ 広い用途でお掃除や洗濯・バスルームなどで使えます。もちろん、食用に使うこともできます。
電気ケトルもこのお酢を入れて沸騰させて置いておくと、面白いくらいカルキが取れてピカピカになります。
食洗器や洗濯機にも洗剤と一緒に入れます。お酢は柔軟剤の代わりにもなるんだとか。しかも洗剤よりも自然にやさしいですしね。
何本もストックしている家庭が多いです。容量の大きいものもあります。
シャンプーの時もリンスに少しお酢を足して、流すようになってから前よりサラサラするような気がします。難点はちょっとお酢特有の匂いがあること。でもこれもすぐに消えてしまうのでそんなに気になりません。
床磨きや、窓拭きなんかにも良いそうです。除菌効果もあります。なにしろ安い。
これ、日本でも応用できますよね。