シャトー・ラスコンブ(Château Lascombes)

ボルドー2日目はワインシャトー訪問です。

ボルドーに来たら、絶対シャトー見学は外せません。

以前訪ねて来た友人は、ボルドーの町中にもブドウ畑があると思ってましたが、さすがに町中では見ることはできません。

でも町を離れると、とたんに広大なブドウ畑が広がっています。

今回訪れたのは、ボルドーから北、ガロンヌ川の左岸にあるマルゴー地区です。市内からも比較的近くて有名シャトーが多い地域です。

せっかくシャトーを訪ねるなら、有名どころが良い。というミーハーな妹のお願いを受けて、3箇月前くらい前からいくつかメールを出して打診していたのですが、既に希望日は定員いっぱいという返事しかもらえませんでした😭

やっとOKの返事をもらったのは、格付け2級の《シャトー・ラスコンブ(Château Lascombes)》です。

マルゴー地区で最も規模の大きいシャトーの一つです。

ボルドーワインの格付けは1855年にナポレオン三世の命によって付けられました。そんな大昔なので、時代と共に持ち主が変わったり、実際の評価もその時々でさまざまです。

ラスコンブも低迷期と言われる時代が続いていたようですが、近年大きな投資が入ったことで、革新的な取り組みをし、徐々に評価をあげています。

樽貯蔵庫を見せてもらうと、ちょっと変わった器具に樽が乗っかっていました。写真では見にくいのですが、右のほうの樽には上にもこの器具が乗っています。このローラーがついたラックで、ワインの樽を回して撹拌を行っているんだとか。こんなの初めて見ました。

樽は、ほぼ新樽を使っているそうです。赤ワインの樽に通常ある中央部分の赤い部分もありません。

いろいろと面白いシャトーでした。もちろん、最後には試飲も楽しみました。

今回、見学は出来ませんでしたが、マルゴー地区では一番人気のシャトー・マルゴー(Château Margaux)は、外から眺めました。さすが、女王と呼ばれるだけあって美しいシャトーです😍

でも私達にはなかなか縁がないシャトーでもあります💦

お庭が綺麗な、シャトー・ベイシュヴェル(Château Beychevelle) にもお邪魔しました。

ランチは日本人マダムが切り盛りするル・ボンタン(Le Bontemps)です。相変わらずの人気ぶりでした。

あ~、満足です💖

帰りにはマルゴー村のお土産にピッタリのマドモアゼル・マルゴーにも立ち寄りました。ぶどうの小枝を象ったチョコが大人気です。

ホームページからお借りしました

味もいろいろあります。私は梨のフレーバーがお気に入り。他にもフランボワーズやオレンジ、紅茶などなど・・・。チェリーとアルマニャック(アルマニャックはボルドーからも比較的近いフランス南西部で作られる高級ブランデーです)がたっぷり入った大人なチョコも人気です。

夜はボルドー観光のハイライト。水鏡を見に行きました。
水鏡は冬の間水を止めていて、4月からクリスマス頃まで楽しめます。

なんといっても水に映った夜景が美しいのですが、夏の間は暗くなるのが10時ちかく、なのに水鏡が終了するのも午後10時なんです。
4月下旬のこの旅行では、ぎりぎり暮れかかった夜空❓をバックになんとか撮ったのがこの写真。

これで夜の9時半なんです。

夜のお散歩もなかなかです。

駆け足のボルドーでしたが、やっぱり良いな~。また住みたいと決意を新たにしました。

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