ボルドーの大聖堂、サン・タンドレ大聖堂(Cathédrale Saint-André)は11世紀から16世紀にかけて建設されたゴシック様式の教会です。
ボルドーの旧市街が世界遺産に登録されるもっと前に世界遺産に登録された、3つの教会の一つです。
大聖堂の隣には鐘楼ペイ・ベルランの塔(Pey Berland)があります。こちらは15世紀に建てられました。有料ですが登ることもできます。
塔のてっぺんにはイエスを抱いたマリア像が金色に輝いています。
ここはアリエノール・ダキテーヌとルイ7世、スペインの王女だったアンヌ・ドートリッシュとルイ13世などの結婚式が行われた場所でもあります。
中に入ると、一転静かな空間です。
西側の奥には一番古い、11世紀の壁が残っています。この日も見学に訪れた子供達が説明を聞いていました。
パイプオルガンも立派です。毎年夏に開催されるインターナショナル オルガン フェスティバルの会場の一つでもあります。昨年の夏には日本人女性の演奏を聴きに行きました。こういったコンサートに気軽に足を運ぶことができるのもヨーロッパならではです。
こちらは王の門。13世紀に造られたそうです。
王の門を外側から見たところです。通常は使われていませんが、装飾がみごとです。
トラムB線が走るヴィタル・カルル通りから見た大聖堂です。私はここからの眺めが一番好きです。
大聖堂があるペイ・ベルラン広場には、今はボルドー市庁舎のロアン宮殿(Palais Rohan)もあります。
陽気が良くなるとカフェでのんびりする人達も増えてきます。