アンボワーズ城とクロ・リュセ城

午後訪れるのは『アンボワーズ城』です。

アンボワーズの町の小高い場所にお城が見えます。

先ずは腹ごしらえ、ロワール河畔で軽いピクニックです。余談ですが、フランス人はピクニックが大好き。(こちらの記事もどうぞ。ピクニック好きなフランス人外食が異常に高い ということもありますが、家から持ってきたりスーパーなんかで買ったものを外で食べるのはみんな大好きなんです。

この日はシュノンソー城の近くの村で買ったキッシュをつまみました。このキッシュ、なかなかでした。デザートのミラベルとチェリーのタルトも美味しい~。

ということで、お腹もいっぱいになったところで、まずはここから歩いて10分程度の『クロ・リュセ城』に行ってみることに・・・

『クロ・リュセ城』はイタリア・ルネサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした場所です。フランス国王 フランソワ1世の招きに応じて亡くなるまでの3年間をここで過ごしました。

お城というより、邸宅といった感じです。

ダ・ヴィンチはここに数人の弟子と最後まで手元に残していた数点の作品とともにやってきました。『モナ・リザ』もその一つ。そのおかげで、このイタリア人の最大の作品が今でもフランスにあるんですね~。

彼のことを父親のように慕っていたフランソワ1世。

2キロ離れたアンボワーズ城とは秘密の通路でつながっていて二人は頻繁に行き来していたそうです。

ダ・ヴィンチのお墓は、フランソワ1世が住んだアンボワーズ城の中のサン・テュベール礼拝堂にあります。残念ながら、ちょうど修復中で中を見ることはできませんでした。

お城のなかにはダ・ヴィンチの死を嘆くフランソワ1世を描いた一枚もありました。

クロ・リュセ城の庭からもアンボワーズ城は見えます。

現在はお庭は『ダ・ヴィンチ パーク』として、彼のいろいろな発明品を実際に見て触れられる野外博物館のようになっています。この日もたくさんの子供達が訪れていました。

残念ながら、時間がなかったので私達は今回はパスです。

そうそう、このお城までの途中は片側が崖になっているのですが、ここにはこんなお家が並んでいました。

そう、崖を掘って家にした洞窟住居です。この辺りのお城や住居は石灰岩でできているそうで、山から岩を掘った後の洞窟に沢山の人が住み着いたそう。

住居の他に現在では、キノコ栽培やワイン倉庫などにも利用されています。

洞窟は年中一定の気温に保たれ、住みやすいんだそうです。中に入ってみたかった~。

タイトルに反して今回は『クロ・リュセ城』だけになってしまいました。『アンボワーズ城』は次回に続く・・・

 

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